KOBUKURO LIVE TOUR'15 奇跡


今さらながら、、初日に書いてたやつUPしていいですか?笑



お暇な方だけ読んでいただけたらいいですかね、自己満なんでね、ブログなんてね、、(笑)










※演出、曲名、服装まで全てネタバレバレなのでご理解ある方はどうぞ。












2011年、あの太陽が、この世界を照らし続けるように。ツアーファイナル、北海道。

コブクロ、活動休止発表。

"12年間走り続けてきながらいろんなことをやってきたんだけど、やっぱり黒田と僕は右の車輪と左の車輪のようになってて、まっすぐまっすぐ進むには同じようにまわらなきゃいけない。"

"少し待っててね!"

待っててね!って言われたまま、私の中のコブクロの時間は、真駒内においてけぼりになっていて。
復活して、活動再開もして、ライブもして、新しい曲もアルバムも出して、あの時から4年も経ったのに、立ち止まったまま。
動き出すことのなかった時間を、もう一度あの場所から始めたくて。
いや、あの場所からじゃないと、始められなくて。












2015年、奇跡ツアー初日真駒内
あの時隣で同じように、時間が止まる瞬間を共有した彼女と行ってきました。

思い出に浸りながら会場へ。セットリスト予想では、あの曲が聴きたいとか、今回はhanaにちなんで花つくやつ全部歌うんちゃうん?!とか(笑)、かなり適当に予想。w
後々、この単純すぎる予想がかなり当たってて感動するんやけども。w

今回も前回と同じくセンターステージ。ステージ真正面ど真ん中、前から3列目。

去年の京セラよりももっと近くて、真駒内自体も狭いからもっと近く感じた。
スクリーンには、上段にKOBUKURO、隙間が空いて下段にLIVE TOUR 2015の文字。

開演30分前から10分刻み、5分刻みにスクリーンに奇跡の文字の破片が上から降ってくる演出。細かいところまでこだわるのはさすが。

15分近くおして、照明が真っ暗に。
スクリーンにクレーンがうつって、奇跡の文字の破片を、「奇跡」の形に戻していく。その間に、2人が入ってくる陰がばっちり見えた。

その文字が変化して、地球の奇跡ロゴにかわり、地球の奇跡ロゴから、カラフルなハートマークの方の奇跡ロゴに。繋がりがすごくて、今回はロゴが3種類あるように感じた。


歓声とともに、幕が上に吸い込まれる。
眩い光とともに、1曲目から奇跡!!

なんとなく奇跡からちゃうかな?と思ってたからこれは予想通り。
歌うのが楽しくて仕方ない、久しぶりにみんなの前で歌うのが嬉しくて仕方ない、と言わんばかりのキラキラした顔で歌うから、脳内がパンケーキになった。←ネタwwww


簡単に言うと、スタンドから見てたらアリーナは狂気じみてたらしい。(笑)

照明がカラフルに変わる変わる。
今回はほんまに照明がよく見えて後々何回も感動するし、あの曲の照明がほんまにすごくて1番感動するんやけど、なんせかっこいい!!の一言かな、と。。

奇跡からはいきなりワイパー曲、summer rain!
アリーナから見えるスタンドのワイパーがすごい綺麗で、真っ赤なタオルで真っ赤に染まったスタンドがまたすごく綺麗やった。

そこから、聞いたことのないイントロ。スローバラード、、??新曲、、??アレンジ、、??と思ったら。

ゆっくり丁寧に黒田さんが歌い上げてくれた、轍。

まさかすぎて、もうびっくりで、。。

ゆっくりゆっくり花道を歩きながら小渕さんが歌う。その姿を追いかけながら、サビへ。


そんな時は僕のところへ
おいで  歌を歌ってあげよ

涙枯れたその後にだけ
見える光明日を照らす

いつだって、同じように歌ってくれてるはずやのに、もう3曲目から涙腺が崩壊した。笑

"そんな時は僕のところへおいで"って、もう、ものすごい愛情に包まれてるように感じて。
"歌を歌ってあげよ"って。

この公演が終わったら、次は1ヶ月くらい会えないし、また普通の日常に戻っていくんやけど。そんな日常の中で、抱えきれない夢が、不安に変わりそうな日が来たら。
不安だらけの日々やったけど、ここに、会いに来たなら。確かにそこでは2人が歌を歌ってくれていて。もうなにものにも変えられないパワーをもらえた気がして、そんな溢れる想いが涙にしかならなかった。

MCは省略。笑

2ブロック目一曲目は予想的中、
今、咲き誇る花たちよ

出た!!花シリーズ出た!!ってなった(笑)
開演前に散々もう今咲き誇るはええよな〜聞き飽きたよな〜って言うてたのにまた歌うんや〜って(笑)


からの、、、、ここ絶対花シリーズゾーン。うーわ、それがあったか、、と思わされたけど、久しぶりに聴けて本当に本当に嬉しかった、







願いの詩。



スクリーン一面の向日葵。

眩い光に俯く日もある
希望の重さに負けない孤独な強さを


目の前で黒田さんが歌う横顔があまりにもあまりにも力強くて、1人で涙腺崩壊。
個人的には願いの詩は宮崎のスタジアムの印象が強く残ってて、あの日の眩い日差しの中で届け届けと歌ってくれていた2人の姿が浮かんだ。この曲の後半部分、愛する人に疑いなき祈りを〜は愛情でしかないんじゃないかと。今回はなんだか深い愛情をいろんな形で、いろんな大きさで感じたような気がする。
それは今まで聴いていた曲の歌詞の中に潜んでいて、自分の中で聴こえ方や解釈が変わってそう感じるものもあったし、はたまた同じ曲でもアレンジを加えて歌ってくれたから感じるものもあったし、2人の何気ないやりとりや仕草、表情から伝わるものもあったし、演出や照明、セットリストの順番から伝わるものもあったし、それを見ているお客さんから伝わる愛情もあって、真っ赤なタオルで彩られた会場から、真っ赤な優しい愛情がたくさんたくさん溢れてるように感じた。

からの、信呼吸。
開演前にセイコーマートに寄ったことを思い出しつつ(笑)
何気ない日常を切り取って歌わせたら本当にさすがやなあと思うし、改めて歌詞を噛み締めながら聞いてたら、本当に深いなあと。

限りある永遠を一瞬で刻めば
って、永遠はずーっとじゃなくて限りがあるもの、と歌うのも、だからこそその一瞬一瞬を大切に刻んでいけば、そのたびに果てしない数の物語が生まれる。ってすごいなあと。
柔らかな春をイメージさせるこの曲では、会場いっぱいにたくさんの笑顔の花が咲いてたように見えた。


からの、、まさかの、永遠にともに。

優しいピアノのイントロとともに、2人の横顔とたった2つのスポットライト、伸びていく2つの影。ここはきっと信呼吸からのそういう流れかー。。って圧倒されてしまった。セットリストにやられた、、

心が今とても穏やかなのは
この日を迎えられた意味を
何よりも尊く感じているから




4年前にここで、苦しそうに声を振り絞って歌っていた小渕さんの姿と。
後悔のないようにと、吠えるように全力で歌っていた黒田さんの姿が浮かんで。

だからこそ、この歌詞がすごく、この2人が、今、このステージに立つことが出来ている意味を表している気がして。今、このステージに立つ2人は一体、どんな気持ちなんだろう。どんな気持ちで、もう一度この場所に、立っているんだろう。

そう考えたらもう、最初のワンフレーズから涙が溢れてダメでした。



MCを挟んで、新曲hanaへ。


反抗期のように、世話をやかれるのが嫌な時期がきて、そんな時は何をされても嫌な時期だけど、でもそんな時も変わらず優しさを何度も何度もくれる。この曲を聴く時は、心の中の花瓶に咲く花をイメージして聞いてほしい。

というこのhanaのコンセプトを当日の朝に知るという(笑)


この曲の歌詞をちゃんと聞き取らないまま、サビのメロディーだけ聴いて好きやなあって思ってたら、スクリーンに歌詞が。。


会いたい人はいますか?
会えなくなる前にもう一度
確かめて 抱きしめて
言葉足らずだって 愛は伝わるから

誰だって 知らぬ間に
大人になったんだ 悲しみの数だけ

で、涙腺が崩壊しました、ありがとうございました。
この会いたい人、って、きっと母の日もちなんでるからお母様のことなんだろうな、、と思ったけれど、お父様のことも歌ってるんじゃ、、?と思ったら、もう泣けて泣けて、、

自分の家族との関係にもまさにリンクして死ぬほど泣いた。←

あと、この曲の前のMCで小渕さんが、心の出口を通り抜ける時って、胸がヒリヒリ痛むんですよね。って言ってくれてて。その曲説を聴いてからの、

胸がなぜかこんなにヒリヒリ痛いよ
君といる時だけは
むき出しの心でいれたんだ



に、号泣。
この君が誰を指しているのか、むき出しの心でいれる、ってことは、ありのままの自分でいれたってことやと思ったんやけど、そういうありのままの自分でおれるのってなかなか難しくて、家族か、限られた友人くらいやと思うんやけど、なんでありのままの自分でいられるのかって、どんな自分を見せても変わらずに愛してくれているからそんな自分でいられるんやと思うねんな。そんなことを考えながら聴くhana、みんなの心の花瓶に咲く花が揺れているのが見えたような気がしました。

ただ、途中で座ってくださいって黒田さんが言った後、小渕が言い忘れたんです、の一言は余計やったかな。←

の後の、アレンジ。
よっしーのピアノ。
????って思ってたら、はじまったのはKOBUKUROCK、水面の蝶!!
背中丸めてリラックスして座ってたのに一気に背筋伸びた(笑)
照明がかっこよすぎて!!!
ダンダン!この道の終わりで〜の照明!!かっこよすぎ、、しびれた、、(;_;)




その後、聴いたことのないイントロ。
新曲、、??
いやいや、またアレンジ?







始まったのは、桜でした。
ワンフレーズ目から、号泣。



4年前、このステージで、スタンド席から見届けた2人の姿が一瞬にして蘇った。

"後悔のないように、歌います。"って、黒田さんが言うから。どういう意味?どうして?って。涙が止まらなかった。振り絞るように、吠えるように歌う黒田さんと、掠れて出ない声で一生懸命伝えよう、届けようとしてくれる小渕さん。
見てるのが、聴いてるのが辛い。初めてそんなことを思った。そんな4年前に聴いた、桜と。

今、柔らかな声で包み込むように、何事もなかったように目の前で歌われる桜。桜並木を吹き抜ける春風のように本当に優しくて、柔らかくて。
2人が歌う桜は、何回も何回も聴いてきたはずやのに、後にも先にも柔らかい。と想ったのはこれが初めてだった。それぐらい、優しく丁寧に丁寧に歌っていて。

もうこれが最後になっても構わない。そんな決意で最後のステージで歌い上げた黒田さんと。必ず治して、また黒田とこのステージに戻ってくる、と決めていた小渕さん。双極した気持ちであの時ステージに立っていた2人が、今はどんな気持ちでこのステージに立ってるんやろう。どんな気持ちで、この場所で、桜を歌ってるんやろう。

そんなことを考えたら、もう、ダメでした。

からの、涙腺崩壊ゾーン、












遠くで‥





言葉は何もいらない。

ただ、ただ、彼の大切な人への愛情が。大切な人への溢れ出して止まらない気持ちが、目から、耳から、五感から伝わってきて。ただただ、涙が溢れて溢れて止まらなかった。


そしていつもこの歌詞で、想ってしまう。

"次会う時は、雲の上で。"


彼も必ず、いつか必ず、そうなる日が来る。寿命を終える時かもしれないけれど、もしかしたら不慮のことで、、という可能性も否定できない。
こんなことを考えてしまうから、この曲を聴くのはいつもどこか辛くて寂しい。



でも、彼が強いなあと思わされるのはいつも、




"僕は貴方の分まで強く生きて"



彼なら、追いかけて、命を絶ったりせずに、残された日々を、必ず明るく生きていくのだろうな、と、その強さを感じさせられる。






か細い声の中に、力強さを秘めている彼は、本当に強い。









そして続く、"もう会えないあなたを想う気持ち"最後の曲。






Twilight




このゾーンで完全に死んだ。
なんなんだこのセットリスト。



離れ離れになってからのほうが
ずっと君のことを強く感じてる
君のこと考えずに過ぎた日など
思い出せない





このセットリストの流れやから余計に、この 君 の相手が、Twilightの中に出てくる彼女ではなくて、お母さんのことなんだろうな、はたまた、お父さんへの気持ちもあるのかな、なんて考えさせられてしまった。



DOOR
私今までの人生の中で失礼なくらいDOOR聞いてきた頻度少なかったんやと思う。なんでDOORなんやろ?って思ったくらい。
黒田さんて、あの太陽〜とか流星とかですごい吠えてて、あのイメージが強かって、自分が持ってるDOORの音源の黒田さんて失礼な話たいしたことないんですよ。←誰目線


でも、今回のツアーで、"今"の黒田さんの声で聴くDOOR。その、破壊力たるや。


何物にもかえることのない、エネルギーのかたまりが、ドカーーーン!とぶつかってくるような。。
彼は"歌"で、"声"で、もっというならば空気の振動だけで私たちを感動させてくるんです。なんなんこの人。この人が持つエネルギー、なんなん、、、



気づいたら、涙が溢れて止まりませんでした。

風になりたい
大好きな彼のHEROゾーンのはじまり!!!


大好きで尊敬する彼の、カバーでした。みんな知ってたら歌ってね!って、キラキラした少年のような顔で歌うから、本当に大好きだったんだなあ、って。2人の関係性なんて知らなくても、十分すぎるくらい伝わって。




からの、、、

スクリーンには、
作詞   小渕 健太郎 黒田 俊介の文字。




 共作きたこれ!!!!
新曲きたこれ!!!!!!
‹\(´ω` )/››‹‹\(  ´)/››‹‹\( ´ω`)/›



と思っていたら。。



まだまだスクリーンに続く、この文字。



作曲   布袋寅泰






布袋さんキターーーーーー(゚Д゚≡゚Д゚)!!!!!


ぜったい小渕さん嬉しいやつや、、絶対小渕さんはやくこれうちらに聞いて欲しくて聞いて欲しくてたまらんかったやろな、、って微笑ましくも思ってしまった(笑)


その後に映し出されたタイトル、NO PAIN NO GAIN

歌詞全く聞き取れず!!←コブクロ新曲あるある





からの、HEROゾーンラストを飾るのはもちろんこの曲。













サヨナラHERO


個人的にCALLINGのアルバムが(行方不明により)なくてこのアルバムのやつだけなかなか聞かれへんから久しぶりに聴けてほんまに嬉しいことこの上なかった。゚(´っωc`)゚。


あとはサヨナラHEROが銀テ曲というのを忘れていたので突然サビで飛んできた銀テープに驚いた。(笑)

あのイントロからテンションしかあがらへんあの感じ、忌野清志郎さんをすごく表しているなあと個人的にすごく思う。彼のこと詳しく知らないまま亡くなってしまったのに、楽譜の中から、曲の中から、メロディーの中から彼のこと説明してくれてるみたいですごく身近に感じられる。それもこれも小渕さんのおかげだ。

盛り上がりはそのままに、まさかの42.195km!


と、ここで周りとの温度差に気づく。

うちは関西に住んでるから、歌詞に出てくる地名も場所も見たことがあるし言われてすぐわかるけど、ここは北海道。
北海道の人が、御堂筋や南港大橋やと言われても、わかるわけがないんや。。

だからか、この温度差は。。と。

でも、北海道の人や関西以外の人は、そうした地名も場所もわからへんくてもコブクロが好きで、一緒ににこにこ盛り上がってくれて、優しいなあって想った。にこにこ盛り上がってくれて、ありがとう。


その後はやっちゃんの予想的中大正解、memory。

ジャンプしすぎていつも前の人の椅子にぶつかる確率100%。(笑)
久しぶりに聴くmemory、なんかもうテンションが行き場を失って困りました。←


2人がはけて、アンコール。


星が綺麗な夜でした
歌詞はとてもシンプルで、お父様の亡くなったあの夜の星が綺麗な夜だった、と歌うだけなのだけれどね。
小渕さんが見た星は、滲んで、ダイヤの形に見えていて。

泣いていた、なんて一言も発していないけれど、そうやって見えるのは、目に涙を浮かべた時だけだと知っているから。
ああ、溢れる気持ちが涙になって、彼の瞳から零れていたんだなあ、と。
大粒の雫が彼の瞳を濡らして、綺麗な綺麗な滲んだ星を見せていたのだなあ、と想ったのです。


ココロの羽

自然に繋がれる手と手。
隣の全然知らない人と手を繋ぐのがあんなに嫌じゃないのは、コブクロのライブだけ。
アリーナから見渡すスタンド席が、真っ赤なタオルに彩られて、みーんながおんなじテンポでゆっくりゆらゆら手を繋いで繋がってるのが見えるんですよね。
思わずお隣は知らない方なのに泣きそうになって、涙を堪えるのに必死でした。








4年前にはこの後、凍える寒さの中、3時間半待ったよね。最後に会った小渕さん、優しかったね。小渕さんの手、あったかかったね。当たり前やんか!って、約束してくれて、見えなくなるまで何度も何度も振り返って、笑って手を振ってくれたよね。


あの日と同じように寒い北海道、真駒内だったけれど、終わった後にこんなにあったかい気持ちになれたのは、きっとこの場所から、この奇跡ツアーが始まってくれたからだね、きっと。




ありがとうね。












大丈夫、
また同じ場所から、始められるから。

















はい、これが初日に書いてた記事です。(笑)
今さらUPする(笑)

需要は知りません←

ちなみにツアー全公演終了後に書いたブログに、続きます。w